休職後の復帰

query_builder 2023/10/20

うつ病や適応障害で休職される方が多く見受けられます。怪我やからだの病で休職される場合とは違う周囲の方の誤解や偏見を気になさる方もいて、休職者に寄り添い対応していく難しさを感じます。

適切な治療を受けて体調も良くなり復帰される場合もいきなり休職前と同様に働くこと難しいでしょう。企業側で職場復帰のためのプログラムをつく

り、徐々に働く時間を増やしていくことが重要であると思っています。

1週間に2~3日、1日2~3時間くらいから始めて、3か月くらいかけて徐々に働く時間を増やしていくものです。

ただし、当然ですが休職前と比べて収入は大きく減ってしまいます。休職中は傷病手当金の支給を受けて休職前の収入の60%くらいはカバーされますが、復帰直後の収入は10万円に満たない場合も多くあります。ご家族と同居されているような方はまだ何とかなる場合もありますが、一人暮らしで

家賃の負担もあるような場合は貯金を取り崩すなどしてしのいでいるという話を聞いたこともあります。

休職していた方が復帰した場合に、ある程度の収入を保障できるような助成金があればと思います。

休職者が復帰した場合に、企業が職場復帰者にある程度の収入を保障した場合に助成金を支給する制度は、企業にも職場復帰者にも重要であると思います。



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いとうゆみ社会保険労務士事務所

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